【英会話】脱・ニュアンス!シンプルな日本語で英語上達!

「ニュアンスを英語で伝えたい!」と思ったこと、ありますよね。

例えば・・・

「飲みに行きたいのはやまやまだけど、この書類を明日の会議までに仕上げなきゃなんだよなあ」
「息子の野球チームね。頑張ったんだけどねえ」
「先日お取り寄せしたとうもろこし、う〜んって感じだね」

気持ちがわかる文章ですよね。シチュエーションが浮かんできます。
さあ、では英文にしてみましょうか。

I’d love to go for a drink, but I have to finish these documents before tomorrow’s meeting.
My son’s baseball team did their best, though.
The corn I ordered the other day was like “hmm..”.

想像してみてください。
この英文を聞いた外国人は、あなたの真意を理解してくれるでしょうか?

実は、最初の日本語の文章はそれぞれ下記の意味が「真意」なのです。

「仕事があるので飲み会には行けない」
「試合に負けた」
「クオリティが良くなく、がっかりした」

英文を見ると、このmain messageが入っていない。結論のない英文を伝えているに過ぎないんですね。

↓これ↓が足りないのです。

So I can’t go to the bar tonight.
The team lost the game.
They didn’t taste good.

「でも、ダイレクトに言うとニュアンスが変わってしまう」と思うかもしれません。

だけど、その場合のニュアンスってなんですか?
「断定的な表現をせずにネガティブなメッセージを伝えたい」という意味でしょうか?
「なんとなく察してほしい」ということでしょうか?

「ニュアンスを伝えたい」というその考え、今すぐ捨ててください!

あなたの英会話がチグハグしてしまう理由は、「言わずして伝えたい」手抜き英語のせいなのです。
ではどうするか?

シンプルでていねいな日本語を使うトレーニングを!

「シンプルでていねいな日本語」と聞いて、どういったものを思い浮かべるでしょうか?箇条書きのようなもの?断定的で、威圧的なもの?はたまた、マナー講師が使うような、尊敬語・謙譲語などの敬語を使いこなしたもの?お嬢様学校で話されるような、「ごきげんよう、お姉様」的なもの?

英語学習的には、「小学生向け教科書的日本語」を推します!

─小学生向け教科書的日本語とは?

・標準語を使う
・ですます調で、「てにおは」を意識する
・短い文章でまとめる

シンプルに、かつ、不足なく情報を入れる。相手の理解力に委ねるようなあいまいな表現はしない。慣用句やことわざは使わない。
こういったポイントを押さえておけば教科書的日本語は完璧です。
では、どんな利点があるか、見てみましょう。

1. 英訳しやすい!

ここで最初の日本語例文に戻ります。

「飲みに行きたいのはやまやまだけど、この書類を明日の会議までに仕上げなきゃなんだよなあ」

これに、「行けない」の真意を足してシンプル日本語にします。

「私は今夜、皆さんと飲みに行きたいのですが、この書類を明日の会議までに仕上げる必要があるので行けません」です。

さらに英語にしてみます。

I’d like to go for a drink with you tonight, but I can’t go because I have to finish this document before tomorrow’s meeting.

どうでしょうか?英訳が格段にしやすいですよね。

真意も明言されていますし、「行けなくて残念だ」という気持ちも伝わります。

「だから何?」と聞き返されることがなくなってストレスが大幅に減ります。

2. アクションの流れがわかりやすい!

次の日本語例文です。

「息子の野球チームね。頑張ったんだけどねえ」

「負けた」というアクションを足しましょう。

「息子の野球チームは、頑張ったのですが試合に負けました」

My son’s baseball team lost the game although they did their best.

「誰が」「何した」という、「主語」「述語」の関係は英語では必須の構成です。
述語なくしては、何のメッセージも伝わらないことを肝に銘じてください。

負けた、というネガティブメッセージはありますが、頑張った、という気持ちが入っているので「息子たちを讃える」ことはできています。負けたという事実を隠す必要はないのです。

3. 文章構成をする手間が少なく、楽ができる!

最後の日本語例文。

「先日お取り寄せしたとうもろこし、う〜んって感じだね」

ここに「味が良くなかった」という真意をプラスして2文に分けましょう。

「先日お取り寄せしたとうもろこしにはがっかりしました。味があまりよくなくて数も思ったより少なかったのです」

I was disappointed with the corn I ordered the other day. They didn’t taste good and there weren’t as many as I expected.

最初の日本語では、主語・述語が何なのかわかりにくく、パッと英文にするには苦労するレベルでした。
しかし「私はがっかりした」という基本メッセージ、そしてその理由を分割することで構成がスッキリし、英訳がスムーズだったでしょう。

まとめ

自分が英語を喋ると、何だか会話内容がチグハグして聞き返されることも多い。
発音も単語も頑張っているのに、なぜ?

こう思っているみなさんの課題は、「英語」ではなく、「もとの日本語」にある可能性が高いことが分かって頂けたかと思います。

対策はとても簡単。「小学生の教科書的日本語」に一度変換するだけです。
まずは皆さんのメッセージ、「真意」を届けることに重きを置きましょう。
「ニュアンスを伝えたい」のはその次のステージです。

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